巌鬼山神社(読み)がんきさんじんじや

日本歴史地名大系 「巌鬼山神社」の解説

巌鬼山神社
がんきさんじんじや

[現在地名]弘前市十腰内 猿沢

弘前市から西津軽郡鰺ヶ沢あじがさわ町へ向かう県道鰺ヶ沢線に沿い、十面沢とつらざわからは西、十腰内とこしないからは南の、岩木山裾野の猿沢さるさわにある。祭神大山祇神。旧村社。

「弘藩明治一統誌」は大同年間(八〇六―八一〇)坂上田村麻呂蝦夷征伐の時、敵の退散を願って観世音仏を勧進したことによるとする。「新撰陸奥国誌」によれば、岩木山三所大権現の別当の一つである巌鬼山西方寺さいほうじ観音かんのん院に安置されていた観音を祀り、参詣する者が多いとある。貞享四年(一六八七)の十腰内村の検地帳に、喜蔵抱の観音堂があり、この社のことをさすものと思われる。「津軽一統志」では、十腰内村の観世音は別当が岩木山百沢ひやくたく(現廃寺)で、守は長見勘太夫とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

梅雨の季節に入ること。つゆ入り。毎年6月中旬~7月中旬の約1ヵ月間,九州から東北地方は梅雨の季節に入る。これは,北方のオホーツク海高気圧と南方の小笠原高気圧とに挟まれて,揚子江流域から九州,四国,本州...

入梅の用語解説を読む