川中で尼剥ぐ(読み)かわなかであまはぐ

精選版 日本国語大辞典 「川中で尼剥ぐ」の意味・読み・例文・類語

かわなか【川中】 で 尼(あま)(は)

  1. 無力な者に乱暴を加える。無残なことをすることをたとえていった。
    1. [初出の実例]「ある比丘尼賀茂川にゆきかかり、水たかければ川越(かわごし)をやとひ、鳥目五銭の約束にてこしけるが、真中深みにて、〈略〉『先ここ迄が五文、むかひまでは拾文、あとへもどりますれば弐拾文』といふ。比丘尼聞て、『悉皆それは川中(ナカ)あまはぐやうな事じゃ』といはれた」(出典咄本・軽口御前男(1703)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 川越 実例

フランスのパリで開催されるテニスの国際大会。1891年創設。ウィンブルドンテニス大会、全豪オープン、全米オープンとともに世界四大テニス選手権大会の一。四大会では唯一クレーコートで行われる。飛行家ローラ...

全仏オープンの用語解説を読む