日本大百科全書(ニッポニカ) 「川口能活」の意味・わかりやすい解説
川口能活
かわぐちよしかつ
(1975― )
プロサッカー選手。ゴールキーパー(GK)。8月15日、静岡県生まれ。清水商高(現、清水桜が丘高)―横浜マリノス(現、横浜F・マリノス)―ポーツマス(イングランド)―ノアシェラン(デンマーク)―ジュビロ磐田―FC岐阜。Jリーグ初出場は1995年(平成7)4月26日、柏レイソル戦。1997年2月13日のスウェーデン戦で国際Aマッチ初出場。U23(23歳以下)日本代表として1996年オリンピック・アトランタ大会に出場、初戦のブラジル戦でスーパーセーブを連発して完封し、「マイアミの奇跡」とよばれた日本の勝利の立役者となった。1995年Jリーグ新人王、1996年に日本年間最優秀選手賞を受賞。1998年ワールドカップ・フランス大会、2002年ワールドカップ韓国/日本大会、2006年ワールドカップ・ドイツ大会および2010年ワールドカップ南アフリカ大会の日本代表選手。
[中倉一志]