日本歴史地名大系 「川在村」の解説 川在村かわざいむら 千葉県:市原市川在村[現在地名]市原市川在櫃挟(ひつば)村の東にある。元和二年(一六一六)の検地帳(森野家文書)の一部が残り、まへた・みとうさく・こほりもと・とうくわんた・さんわうノまへなどの地名が記される。正保国絵図に村名がみえ、高二九二石余。元禄一〇年(一六九七)旗本酒井領、翌年同小栗領との相給なったとみられる、(森野家文書など)。元禄郷帳では高三〇八石余で、幕末までほぼ同様。元禄一一年の検地帳(森野家文書)では田四町三反余・畑七町八反余・屋敷三反余で、名請人二七のうち持高一〇石以上二、一石以下は九。寛政五年(一七九三)の上総国村高帳では家数四九で、旗本酒井・小栗領。旧高旧領取調帳では小栗領一一六石余・酒井領一九七石余。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by