デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「川本桝吉」の解説 川本桝吉(初代) かわもと-ますきち ?-? 幕末-明治時代の陶工。尾張(おわり)(愛知県)の人。瀬戸の陶工5代川本半助の養子となったが,義弟六三郎に跡をゆずって文久4年(1864)分家した。安政元年はじめて輸出用の洋食磁器を製作する。明治11年のパリ万国博覧会では大型磁器を出品し話題となった。号は奇陶軒桝山。 川本桝吉(2代) かわもと-ますきち ?-? 明治時代の陶芸家。5代川本半助の次男。愛知県瀬戸の初代川本桝吉の養子となり,明治18年その跡をつぐ。美術品と実用品をあわせ製作した。陶磁工商組合長,瀬戸町長などをつとめた。愛知県出身。通称は作太郎。号は奇陶軒。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by