川焼台遺跡(読み)かわやきだいいせき

日本歴史地名大系 「川焼台遺跡」の解説

川焼台遺跡
かわやきだいいせき

[現在地名]市原市草刈 川焼台

村田むらた川北岸の台地上に立地集落部分は昭和五九年度から同六一年度にかけて調査。旧石器時代から各時代にわたり、弥生時代後期から古墳時代前期、古墳時代後期の集落を中心とする。住居跡は総数四五〇軒以上で、その上には草刈くさかり古墳群が展開する。注目される二例の小銅鐸はともに鰭付で、一号銅鐸には綾杉文がみられるなど、銅鐸の模倣品としての小銅鐸のなかでは比較的原形に近い。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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