川船運上(読み)かわぶねうんじょう

精選版 日本国語大辞典 「川船運上」の意味・読み・例文・類語

かわぶね‐うんじょう かはぶねウンジャウ【川船運上】

〘名〙 江戸時代河川の貨客輸送にあたる船から取りたてる運上関東地方では川船年貢ともいった。船の大小と上荷の種類により運上額は違うが、幕末関東での一艘当たり平均運上は銭八五〇文、関西では銀五匁五分。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android