川菜草(読み)カワナグサ

デジタル大辞泉 「川菜草」の意味・読み・例文・類語

かわな‐ぐさ〔かはな‐〕【川菜草】

川に生える藻の古名カワモズクをさす。古今集物名歌題にみえる。

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精選版 日本国語大辞典 「川菜草」の意味・読み・例文・類語

かわな‐ぐさかはな‥【川菜草】

  1. 〘 名詞 〙 淡水産の藻類古称。かわな。
    1. [初出の実例]「かはなぐさ うばたまの夢に何かはなぐさまんうつつにだにもあかぬ心を〈清原深養父〉」(出典:古今和歌集(905‐914)物名・四四九)

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動植物名よみかた辞典 普及版 「川菜草」の解説

川菜草 (カワナグサ)

植物。淡水藻類の古名

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