川論(読み)カワロン

デジタル大辞泉 「川論」の意味・読み・例文・類語

かわ‐ろん〔かは‐〕【川論】

江戸時代、川の利用、特に灌漑かんがい用水の取り入れをめぐっての争い

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「川論」の意味・読み・例文・類語

かわ‐ろんかは‥【川論】

  1. 〘 名詞 〙 江戸時代、河川水利についての争い。多く灌漑用水の取り入れ、配分をめぐって発生する論争をいう。
    1. [初出の実例]「去寅年夏之旱水にて真桑・席田川論出来之節」(出典:席田井頭口上書(延宝三年)(1675))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android