川頭遺跡（読み）こうがしらいせき

日本歴史地名大系「川頭遺跡」の解説

川頭遺跡
こうがしらいせき

[現在地名]諫早市湯野尾町

多良（たら）岳の南、標高約二六〇メートルにある縄文時代の遺跡。県指定史跡。昭和四六年（一九七一）に発掘調査、縄文早期の平地式住居跡二棟、同中期の土坑や集石遺構が検出されている。住居跡は長径約四メートルの円形で、直径約三〇センチの柱穴二個と、一〇―一五センチの小柱穴があり、二本の大形柱で梁を支える上部構造であったと推測される。

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出典　平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について　情報