左 宗棠(読み)さそうとう

旺文社世界史事典 三訂版 「左 宗棠」の解説

左 宗棠
さそうとう

1812〜85
清末期の政治家
湖南省湘陰 (しよういん) の人。曾国藩の軍に加わり,浙江 (せつこう) 巡撫 (じゆんぶ) となって太平天国の乱平定に功をあげた。1875年,欽差大臣として新疆 (しんきよう) (シンチヤン) のイスラーム勢力の反乱を平定した。イリ事件で強硬論を唱えて召還された。清仏戦争には海防主張

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