赤尾丹治 あかお-たんじ
1767-1812 江戸時代後期の農民。
明和4年生まれ。豊前(ぶぜん)宇佐郡(大分県)赤尾村の大庄屋赤尾三左衛門の養子。養父が開削した赤尾新井堰(ぜき)の工費返済をめぐり,中津藩は年貢の追加上納と新税の賦課をもってした。養父没後,それらの廃止を哀訴嘆願したがうけいれられず,文化9年農民らと強訴。打ちこわしの首謀者として同年8月28日斬首された。46歳。
【格言など】悪虫や生れかはりて弥陀の国(辞世)
出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例
Sponserd by 