左右知村(読み)そうちむら

日本歴史地名大系 「左右知村」の解説

左右知村
そうちむら

[現在地名]清川村左右知 左右知

柏野かしわの村の東、奥岳おくだけ川東岸にある。永禄六年(一五六三)から天正四年(一五七六)の間の年未詳三月一三日付大友宗麟知行預ケ状(大友家文書録)によれば、「下田主水助跡下曹地三百貫分」などが柴田治部少輔に預けられている。この「下曹地」は当村の下左右知にあたるとみられる。正保郷帳に村名がみえ、田高六六石余・畑高一一七石余、宇田枝うたえだ郷に属し、柴山有と注記される。旧高旧領取調帳では高一九二石余。安永七年(一七七八)には宇田枝組に属した(大庄屋・小庄屋・横目一覧「農民一揆」所収)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android