デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「左夫流児」の解説 左夫流児 さぶるこ ?-? 奈良時代の遊女。越中(富山県)の人。都に妻をのこして越中に赴任してきた史生尾張少咋(おわりの-おくい)の愛人。「万葉集」に越中守(かみ)大伴家持が天平感宝(てんぴょうかんぽう)元年(749)によんだ,少咋の浮気をさとす和歌がのこされている。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例