左巴(読み)ヒダリドモエ

デジタル大辞泉 「左巴」の意味・読み・例文・類語

ひだり‐どもえ〔‐どもヱ〕【左×巴】

紋所の名。左巻きのもの。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「左巴」の意味・読み・例文・類語

ひだり‐ともえ‥ともヱ【左巴】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「ひだりどもえ」とも ) 紋所で、巴の左巻きのものの総称。左一つ巴・左二つ巴・左三つ巴などがある。
    1. [初出の実例]「直違・左巴(ヒダリトモヘ)・倚かかりの輪違の旗、五六百流差連て」(出典太平記(14C後)一六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android