左捩(読み)ひだりねじり

精選版 日本国語大辞典 「左捩」の意味・読み・例文・類語

ひだり‐ねじり ‥ねぢり【左捩】

〘名〙
① 左にねじること。また、そのもの。ひだりより。
※諷誡京わらんべ(1886)〈坪内逍遙〉五「束髪一条も〈略〉何も西洋の左捻(ヒダリネヂ)り、或は糞たばねが世界第一〈略〉と極りゃしない」
② 糞をいう。
※咄本・近目貫(1773)田舎者屋敷町を通り、俄に大便をしたくなり〈略〉ひだりねぢりをはな紙へくるみ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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