左津留村(読み)ひだんづるむら

日本歴史地名大系 「左津留村」の解説

左津留村
ひだんづるむら

[現在地名]臼杵市左津留さづる

臼杵川の中流域右岸、同川支流の左津留川沿いにあり、東から南は中尾なかお村。一般に「ひだんづる」とよばれ「ひだりづる」の転訛と思われる。慶長二年(一五九七)の臼杵庄検地帳写(渡辺家文書)に村名がみえ高二四〇石余、うち田方一一五石余・畑方一二五石余、村位は下。同一一年の惣御高頭御帳では仁王座村組(野村組とも傍記される)に属し同高、村役人に孫三郎・四郎右衛門を記す。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android