日本歴史地名大系 「神社明細帳」の解説
神社明細帳
じんじやめいさいちよう
神社明細帳
じんじやめいさいちよう
一八冊 埼玉県庁編
原本 県立文書館
解説 明治一二年六月二八日、内務省達乙第三一号府県宛において神社明細帳の統一的な様式が定められた。その後大正二年内務省令第六号により様式が新定された。昭和二〇年神社が国家管理から離れたのに伴い宗教法人の手続きに従って宗教法人登記済の記録が加えられた。埼玉県域の神社明細帳は明治・大正・昭和の三期の記録が確認できる。主要項目は鎮座地・社格・社名・祭神・由緒・社殿・境内・氏子崇敬者・境内社・祭儀など。明治期の記録は、一村一社制を目指した神祇行政期にあたるため合祀状況が詳細。登載社数は約二千社。大正期は神饌幣帛料供進神社指定、昭和期は第二次世界大戦後の宗教法人登記済の記録がある。内訳は北足立郡甲・乙・丙、入間郡甲・乙・丙、北埼玉郡甲・乙、南埼玉郡甲・乙、北葛飾郡甲・乙、大里郡甲・乙、児玉郡、比企郡、秩父郡甲・乙。
神社明細帳
じんじやめいさいちよう
神社明細帳
じんじやめいさいちよう
神社明細帳
じんじやめいさいちよう
一五冊 奈良県庶務課社寺係編 県立奈良図書館 明治二四―三〇年刊
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報