左褄を取る(読み)ヒダリヅマヲトル

デジタル大辞泉 「左褄を取る」の意味・読み・例文・類語

左褄ひだりづま・る

芸者左手着物を取って歩くところから》芸者勤めをする。
「昔、―・っていたらしい面影も浮んで来て」〈秋声仮装人物

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精選版 日本国語大辞典 「左褄を取る」の意味・読み・例文・類語

ひだりづま【左褄】 を 取(と)

  1. 芸者のつとめをする。
    1. [初出の実例]「綱吉はほろほろ酔に乗じて左褄(ヒダリヅマ)をとり」(出典人情本・春色雪の梅(1838‐42頃か)初)

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