デジタル大辞泉 「差し呉る」の意味・読み・例文・類語 さし‐く・る【差し▽呉る】 [動ラ下二]馬の手綱をゆるめる。「伏し木、悪所をきらはず、―・れてこそ歩ませけれ」〈曽我・一〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「差し呉る」の意味・読み・例文・類語 さし‐く・る【差呉】 〘 他動詞 ラ行下二段活用 〙 馬の手綱をゆるくする。[初出の実例]「主も究竟の馬のりにて伏木・悪所をきらはず、さしくれてこそ歩ませけれ」(出典:曾我物語(南北朝頃)一) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例