差し当たりて(読み)さしあたりて

精選版 日本国語大辞典 「差し当たりて」の意味・読み・例文・類語

さしあたり‐て【差当て】

  1. 〘 副詞 〙 ( 動詞「さしあたる(差当)」の連用形助詞「て」が付いたもの ) =さしあたり(差当)[ 一 ]
    1. [初出の実例]「徳は見ずと。御心にこそさしあたりて見ずと思(おぼ)すらめ」(出典落窪物語(10C後)四)

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