差し当たりて(読み)さしあたりて

精選版 日本国語大辞典 「差し当たりて」の意味・読み・例文・類語

さしあたり‐て【差当て】

  1. 〘 副詞 〙 ( 動詞「さしあたる(差当)」の連用形助詞「て」が付いたもの ) =さしあたり(差当)[ 一 ]
    1. [初出の実例]「徳は見ずと。御心にこそさしあたりて見ずと思(おぼ)すらめ」(出典落窪物語(10C後)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

一粒万倍日

一粒の種子をまけば万倍になって実るという意味から,種まき,貸付け,仕入れ,投資などを行えば利益が多いとされる日。正月は丑(うし),午(うま)の日,2月は寅(とら),酉(とり)の日というように月によって...

一粒万倍日の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android