差出がましい(読み)サシデガマシイ

デジタル大辞泉 「差出がましい」の意味・読み・例文・類語

さしで‐がまし・い【差(し)出がましい】

[形][文]さしでがま・し[シク]必要以上に、他人のことに関与しようとする。出過ぎた感じである。「―・いことを言うようですが」
[派生]さしでがましさ[名]
[類語]恩がましい押し付けがましい恩着せがましい出る幕ではないお節介老婆心大きなお世話

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「差出がましい」の意味・読み・例文・類語

さしで‐がまし・い【差出がましい】

〘形口〙 さしでがまし 〘形シク〙 (「がましい」は接尾語) 度を越えて他人のことにかかわるようだ。でしゃばるようである。〔日葡辞書(1603‐04)〕
浄瑠璃・用明天皇職人鑑(1705)三「近比さし出がましう候へ共」

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