差謬(読み)さびゅう

精選版 日本国語大辞典 「差謬」の意味・読み・例文・類語

さ‐びゅう‥ビウ【差謬】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 他のものとくいちがうこと。また、そのちがい。相違誤差
    1. [初出の実例]「蛮説には、十一月の中を冬初とする故に、来年の二月春分に及て冬とす、是其差謬四十五日あり」(出典:乾坤弁説(1656)貞)
  3. 正しくない結果。誤り。まちがい。
    1. [初出の実例]「去月廿七日八日之合戦之時宜、与前所一レ聞無差謬也」(出典蔭凉軒日録‐文明一七年(1485)四月二日)
    2. [その他の文献]〔後漢書‐独行伝・陸続〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

1 《「礼記」月令から》カワウソが自分のとった魚を並べること。人が物を供えて先祖を祭るのに似ているところからいう。獺祭魚。おそまつり。うそまつり。2 《晩唐の詩人李商隠が、文章を作るのに多数の書物を座...

獺祭の用語解説を読む