差返(読み)さしかえし

精選版 日本国語大辞典 「差返」の意味・読み・例文・類語

さし‐かえし‥かへし【差返】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 天皇から酒杯を賜わった時、その酒を移しかえて飲むのに用いる土器(かわらけ)
    1. [初出の実例]「さしかへし給はりて、おりて、舞踏し給へる程」(出典:源氏物語(1001‐14頃)宿木)
  3. 河川をさかのぼった鮎(あゆ)などが、出水のために一度もとへ押しもどされ、減水につれて再びその河川をさかのぼること。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む