精選版 日本国語大辞典 「巻巻」の意味・読み・例文・類語 まき‐まき【巻巻】 〘 名詞 〙① 書物の、もろもろの巻。いろいろの巻。[初出の実例]「のこりのまきまき、ゆかしがらせ給へど」(出典:源氏物語(1001‐14頃)絵合)② 紙やひもなど、幾重にも巻いたもの。また、そのような円筒・渦巻き状のもの。[初出の実例]「真白で、手の甲にも赤い毛があるし、それに、髪がまきまきでね」(出典:唐人お吉(1928)〈十一谷義三郎〉三) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「巻巻」の読み・字形・画数・意味 【巻巻】けんけん 親切・丁寧・忠勤のさま。〔漢書、賈捐之伝〕臣幸にしてのにひ、言の策をり、忌(きき)の患無し。敢て昧死して卷卷を竭(つく)すを得。字通「巻」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報