巻巻(読み)まきまき

精選版 日本国語大辞典 「巻巻」の意味・読み・例文・類語

まき‐まき【巻巻】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 書物の、もろもろの巻。いろいろの巻。
    1. [初出の実例]「のこりのまきまき、ゆかしがらせ給へど」(出典:源氏物語(1001‐14頃)絵合)
  3. 紙やひもなど、幾重にも巻いたもの。また、そのような円筒・渦巻き状のもの。
    1. [初出の実例]「真白で、手の甲にも赤い毛があるし、それに、髪がまきまきでね」(出典:唐人お吉(1928)〈十一谷義三郎〉三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「巻巻」の読み・字形・画数・意味

【巻巻】けんけん

親切・丁寧・忠勤のさま。〔漢書、賈捐之伝〕臣幸にしてひ、言の策をり、忌(きき)の患無し。敢て昧死して卷卷を竭(つく)すを得。

字通「巻」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む