手の甲(読み)テノコウ

デジタル大辞泉 「手の甲」の意味・読み・例文・類語

て‐の‐こう〔‐カフ〕【手の甲】

手を握ると外側になる、手首から指のつけ根までの面。
[類語]たなごころ手の平手の裏手の内平手

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精選版 日本国語大辞典 「手の甲」の意味・読み・例文・類語

て【手】 の 甲(こう)

  1. 手首と指の付け根との間の表側の面。てのひらの反対側。甲。
    1. [初出の実例]「御てのこうちといたくて」(出典:御湯殿上日記‐延徳元年(1489)九月八日)

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世界大百科事典(旧版)内の手の甲の言及

【手】より

…手根と中手とは骨格でははっきり区別されるが,外形的には続いていて境界はない。両者合わせて軽くへこんだ皿状をなし,その凹面(前面)を〈手掌(しゆしよう)palm〉〈手のひら〉または〈たなごころ〉といい,凸面を〈手背back of the hand〉または〈手の甲〉という。指は5本あって,これを橈骨の側から尺骨の側へ順次に〈第1指,母指,親指〉〈第2指,示指,人差指〉〈第3指,中指(ちゆうし∥なかゆび)〉〈第4指,薬指(やくし∥くすりゆび)〉〈第5指,小指(しようし∥こゆび)〉と呼ぶ。…

※「手の甲」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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