巾下中之町(読み)はばしたなかのまち

日本歴史地名大系 「巾下中之町」の解説

巾下中之町
はばしたなかのまち

[現在地名]西区城西じようさい二―三丁目

北はふくろ町、西は北鷹匠きたたかじよう町、南は薬師裏やくしうら町、東は紙漉かみすき町に接する町筋で、中央を東西に通る御馬冷おうまひやし筋と小流とによって南北に分れていた。すべて武家屋敷からなり、水墨画をよくした千村鵞湖、数学家宮田市十郎、陶芸家で黄瀬戸に長じ、正木焼としてもてはやされた正木伊織などの居宅もそのなかにあった(金鱗九十九之塵、明治二年名古屋図)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 紙漉

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む