千村鵞湖(読み)ちむら がこ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「千村鵞湖」の解説

千村鵞湖 ちむら-がこ

1727-1790 江戸時代中期の武士,儒者
享保(きょうほう)12年生まれ。千村夢沢(ぼうたく)の長男尾張(おわり)名古屋藩士。元文元年家督をつぎ,馬廻となる。のち徳川宗勝(むねかつ)の小姓,先手物頭をつとめた。また陶器を製作,白寿焼とよばれた。寛政2年6月30日死去。64歳。名は諸成。字(あざな)は伯就。通称は総吉,孫太夫。別号に白寿,自適園など。著作に「自適園文集」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android