市原村清兵衛(読み)いちはらむら せいべえ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「市原村清兵衛」の解説

市原村清兵衛 いちはらむら-せいべえ

?-? 江戸時代後期の農民
丹波市原村(兵庫県篠山(ささやま)市)の貧農池田伊丹(いたみ)への酒造出稼ぎ制限の撤廃をもとめ,寛政12年(1800)子の佐七とともに江戸の篠山藩主青山忠裕(ただやす)に直訴。訴えがみとめられて出稼ぎ自由になったが,父子は投獄される。文化8年出獄,のち目安箱訴状をいれたため追放され,伊丹に移住したという。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む