市寺村(読み)いちでらむら

日本歴史地名大系 「市寺村」の解説

市寺村
いちでらむら

[現在地名]福知山市字市寺

福知山城下の西南方、市寺山(室山)の前面台地の西南部に位置する。台地中央部に位置する正明寺しようみようじ村の枝村で、「丹波志」に「同 (正明寺村)市寺 高八拾九石九斗三升」とある。福知山藩領。

当地にはかつて大伽藍を誇る寺院があったという伝えがあり(丹波志)地名はそれに由来すると思われるが、寺跡は現在のところ不明。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android