デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「市川保定」の解説 市川保定 いちかわ-やすさだ 1813-1883 江戸後期-明治時代の蘭方医。文化10年生まれ。肥前島原藩(長崎県)藩医。戸塚静海らにまなぶ。天保(てんぽう)14年賀来毅篤(かく-きとく)らの協力を得,刑死者を解剖。弘化(こうか)3年藩医学校済衆館の訓導役となる。嘉永(かえい)2年モーニッケに種痘法をならい,済衆館で種痘をおこなった。明治16年4月7日死去。71歳。名ははじめ泰朴,見朴。字(あざな)は子堅。号は杏塢。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例