市川保定(読み)いちかわ やすさだ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「市川保定」の解説

市川保定 いちかわ-やすさだ

1813-1883 江戸後期-明治時代の蘭方医
文化10年生まれ。肥前島原藩(長崎県)藩医。戸塚静海らにまなぶ。天保(てんぽう)14年賀来毅篤(かく-きとく)らの協力を得,刑死者を解剖。弘化(こうか)3年藩医学校済衆館の訓導役となる。嘉永(かえい)2年モーニッケに種痘法をならい,済衆館で種痘をおこなった。明治16年4月7日死去。71歳。名ははじめ泰朴,見朴。字(あざな)は子堅。号は杏塢。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android