日本歴史地名大系 「市用村」の解説 市用村いちもちむら 大分県:竹田市市用村[現在地名]竹田市市用稲葉(いなば)川右岸にあり、西は下志土知(しもしとち)村、南西は大畑(おおはた)村。直入(なおいり)郷市用名の遺称地。正保郷帳では家中(かちゆう)郷に属し、田方一〇二石余・畑方一三〇石余。幕末に大畑村を分村し、弘化物成帳では中角組のうち、村位は中、免八ツ八分七厘、田一六〇石余(一四町三反余)・畑二七石余(四町三反余)・屋敷七石余(七反余)で、開田はほとんどなく、開畑二斗余(四反余)がある。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by