日本歴史地名大系 「市野江村」の解説 市野江村いちのえむら 新潟県:南魚沼郡大和町市野江村[現在地名]大和町市野江北の浦佐(うらさ)村とは魚野(うおの)川支流の赤沢(あかさわ)川を境にする。西は山地で明神(みようじん)村(現北魚沼郡堀之内町)・中条(なかじよう)村(現十日町市)、南は一村尾(ひとむらお)村・芹田(せりだ)村。枝村は南西に北(きた)、西方山中に辻又(つじまた)・後山(うしろやま)がある。辻又・後山ともに現在も村の草創と伝える子孫を中心に集落が構成されている。文禄四年(一五九五)七月の藪上庄市ノ江・一村尾検地帳(豊野文書)によると、辻又・後山および一村尾村と芹田村・九日町(ここのかまち)村の一部が含まれている。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報