布障子(読み)ヌノソウジ

デジタル大辞泉 「布障子」の意味・読み・例文・類語

ぬの‐そうじ〔‐サウジ〕【布障子】

白布を張ったふすま障子
「―はらせて住まひたる」〈・一七七〉

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精選版 日本国語大辞典 「布障子」の意味・読み・例文・類語

ぬの‐しょうじ‥シャウジ【布障子】

  1. 〘 名詞 〙 白布で張って、墨絵などを描いた襖(ふすま)障子。ぬのそうじ
    1. [初出の実例]「置殿東廂布障子二枚於北廂」(出典江家次第(1111頃)八)

ぬの‐そうじ‥サウジ【布障子】

  1. 〘 名詞 〙ぬのしょうじ(布障子)
    1. [初出の実例]「伊予簾かけわたし、ぬのさうじはらせて住まひたる」(出典:枕草子(10C終)一七七)

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