希薄磁性合金(読み)キハクジセイゴウキン

デジタル大辞泉 「希薄磁性合金」の意味・読み・例文・類語

きはくじせい‐ごうきん〔‐ガフキン〕【希薄磁性合金】

磁性をもたない金属磁性材料をごく少量添加した合金希薄合金一種。温度低下に伴って電気抵抗が異常に増大する近藤効果とよばれる現象が見られる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の希薄磁性合金の言及

【近藤効果】より

…希薄磁性合金が示す電気的・磁気的現象。1964年に日本の近藤淳により理論的に提起されたことからこの名がある。…

※「希薄磁性合金」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android