デジタル大辞泉 「帝都物語」の意味・読み・例文・類語 ていとものがたり【帝都物語】 荒俣宏による長編小説、および同作を第1作とする伝奇小説のシリーズ名。明治から昭和の時代を背景に、怨霊平将門の力で帝都を破壊しようと目論む魔人との戦いを描く。第1作「神霊篇」は昭和60年(1985)刊行。その後「魔都バビロン篇」「大震災カタストロフ篇」など、昭和62年(1987)までに計10冊を刊行。同年、日本SF大賞受賞。その後も続編、外伝などを出版。昭和63年(1988)には林海象脚色、実相寺昭雄監督により映画化。漫画化作品も刊行されている。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例