師檀(読み)シダン

デジタル大辞泉 「師檀」の意味・読み・例文・類語

し‐だん【師×檀】

師僧檀那寺僧檀家
我君年来としごろの―なり」〈今昔・一・一五〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「師檀」の意味・読み・例文・類語

し‐だん【師檀】

  1. 〘 名詞 〙 師僧と檀那(だんな)。寺僧と檀家。
    1. [初出の実例]「因茲師檀之期篤在肝岫」(出典:御遺告(835))
    2. 「汝は頼豪と師壇の契りあんなり。ゆいてこしらへて見よと」(出典:平家物語(13C前)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android