(三橋正)
出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報
平安後期の天台宗の僧。京都出身。藤原有家(ふじわらのありいえ)の子。園城寺(おんじょうじ)の心誉(しんよ)(971―1029)に就いて出家、1037年(長暦1)入壇伝法。祈祷(きとう)に効験をうたわれ、白河(しらかわ)天皇の皇子誕生を祈り効があった。1074年(承保1)天皇の勧めで、恩賞に園城寺戒壇建立を請うが、延暦(えんりゃく)寺の強い反対にあって聴許されず、頼豪は寺に籠(こも)り怨嗟(えんさ)し、天皇の慰諭にも応ぜず、断食して果てた。せっかく誕生の皇子も病死し、世に頼豪が数千の鼠(ねずみ)に化して延暦寺の聖教を食い尽くし、山徒が鼠祠(ほこら)をつくってこれをおさめたといい伝えられている。
[木内曉央 2017年10月19日]
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