常安院(読み)じようあんいん

日本歴史地名大系 「常安院」の解説

常安院
じようあんいん

[現在地名]守谷町乙子

石神いしがみ神社北方に所在。観喜山と号し曹洞宗。本尊聖観音。もと天台宗であったが、いつの頃か廃寺となり、長竜ちようりゆう寺四世昌庵秀繁が文禄元年(一五九二)二月に再興し、曹洞宗に改宗して中興の祖となり、寺号を常安院と改めたと伝えられる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 巨木 境内 供養

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android