常番町(読み)じようばんちよう

日本歴史地名大系 「常番町」の解説

常番町
じようばんちよう

[現在地名]八戸市常番町

八戸城下の南西に位置する足軽町。東と南は糠塚ぬかづか村、西は上組かみくみ町、北は上徒士かみかちし町・町組まちくみ町に接する。中央を南西から北東の方向に街路が通り、中央西寄り付近が鉤形となる。文久年間(一八六一―六四)八戸御城下略図に「屋敷持 常番」とある。主として城の警備を担当した屋敷を持つ足軽階級の町で、俗に屋敷持ともよばれた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android