常磐堅磐(読み)トキワカキワ

デジタル大辞泉 「常磐堅磐」の意味・読み・例文・類語

ときわ‐かきわ〔ときはかきは〕【××磐】

[名・形動ナリ]物事永久不変であること。また、そのさま。とこしえに。
万代よろずよをまつの尾山の陰茂み君をぞ祈る―に」〈新古今・賀〉

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精選版 日本国語大辞典 「常磐堅磐」の意味・読み・例文・類語

ときわ‐かきわときはかきは【常磐堅磐】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 永久に変わらないこと。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「生めらん児、寿(みいのち)は永くして、如磐石(トキハカキハのあまひ)に常存(またか)らまし」(出典日本書紀(720)神代下(鴨脚本訓))

常磐堅磐の補助注記

日葡辞書」では、建物が密集しているさまの意としている。

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