常設スワップファイル(読み)じょうせつすわっぷふぁいる

ASCII.jpデジタル用語辞典 「常設スワップファイル」の解説

常設スワップファイル

仮想メモリー機構を実現するために必要なスワップファイルをあらかじめディスクの物理的に連続した固定領域に確保することで、高速なスワップを実現するためのWindows 3.1機能。 常設スワップファイルを設定しなくても、スワップファイルを通常のファイルとして一時的に使用することもできるが、ディスクのフラグメントが多いと、アクセスが遅くなってしまう。この点常設スワップファイルでは、物理的に連続した領域を使用するので、フラグメントの影響を受けない。 Windows Ver.3.1では、Windowsカーネルがプロテクトモードから直接スワップファイルをアクセスできるようにした32ビットディスクアクセスがサポートされるようになった。この32ビットディスクアクセスを利用するには、常設スワップファイルを必ず設定する必要がある。

出典 ASCII.jpデジタル用語辞典ASCII.jpデジタル用語辞典について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android