幕府札(読み)ばくふさつ

百科事典マイペディア 「幕府札」の意味・わかりやすい解説

幕府札【ばくふさつ】

幕末江戸幕府発行した紙幣。洋銀札通用の事態に対処するための〈江戸・横浜通用金札〉,御用金両替商から上納させるための〈江戸および関八州通用金札〉,大坂有力商人,商社の営業資金を確保するための〈兵庫開港札〉の3種があった。1867年(慶応3年)発行,まもなく幕府解体で流通停止。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む