干鯛(読み)ヒダイ

精選版 日本国語大辞典の解説

ひ‐だい ‥だひ【干鯛】

〘名〙 うす塩をかけて干した鯛。鯛のひもの。儀式の贈物に、鮮魚の代わりとして用いる。ほしだい。
※浮世草子・当世乙女織(1706)四「蝋燭五百挺、干鯛(ヒダイ)五箱」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典内の干鯛の言及

【干物】より

…古代日本では〈からもの(干物)〉と呼び,生鮮魚貝類の少なかった平安京では副食品としてきわめて重要であり,《延喜式》によると都の西の市には干魚の店もあった。削って食べるものが多かったため〈削物(けずりもの)〉の称もあり,干鳥(ほしどり),楚割(すわやり),蒸蚫(むしあわび),焼蛸(やきだこ),干鯛(ほしだい)などは宮廷の宴会には欠かせぬものであった。干鳥は鳥肉とくにキジを干したもの,楚割は魚肉とくにサケを細く切って干したもの,蒸蚫はアワビを蒸して干したもの,焼蛸はタコを石焼きなどにして干したものであった。…

※「干鯛」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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