平中物語・平仲物語(読み)へいちゅうものがたり

精選版 日本国語大辞典「平中物語・平仲物語」の解説

へいちゅうものがたり【平中物語・平仲物語】

(「へいぢゅうものがたり」とも) 歌物語。作者未詳。康保二年(九六五ころまでの成立か。平中とよばれた平貞文(定文)を主人公とした恋愛説話三八段からなる。家集の「貞文集」を母体としたといわれる。のちに道化的人物とされた平中は、ここではしめやかな傷心者となっている。平中日記。貞文日記。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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