平久里下村(読み)へぐりしもむら

日本歴史地名大系 「平久里下村」の解説

平久里下村
へぐりしもむら

[現在地名]富山町平久里下

平久里五ヵ村のうち南西部にあり、平久里川が流れる。東は平久里中村、北は川上かわかみ村、西は吉井よしい村・米沢よねざわ村、南は犬掛いぬかけ村。古代の東海道支路が通っていたとみられる。元和検地前は平久里村のうち。正保郷帳に村名がみえ、田高二八六石余・畑高四〇六石余、佐倉藩領(里見氏改易後同領となるまでの領主の変遷は久枝村に同じ)。万治二年(一六五九)の佐倉藩勝山領取箇帳(吉野家文書)では先高六九三石、うち一七一石余は無地高、三七石余は永荒、一石余は川欠。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android