平伏沼(読み)へぶすぬま

日本歴史地名大系 「平伏沼」の解説

平伏沼
へぶすぬま

[現在地名]川内村上川内 平伏森

阿武隈高地のほぼ中央部、万太郎まんたろう山の東方で標高八四〇メートルの平伏森へぶすもり国有林の中にある面積約一二アール、水深約三〇メートルほどの小沼。沼の周辺にはクリ、コナラミズナラなどの広葉樹が多い。樹上に産卵する習性をもつモリアオガエルが生息し、平伏沼モリアオガエル繁殖地として国指定天然記念物。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 歌碑

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む