平伏沼(読み)へぶすぬま

日本歴史地名大系 「平伏沼」の解説

平伏沼
へぶすぬま

[現在地名]川内村上川内 平伏森

阿武隈高地のほぼ中央部、万太郎まんたろう山の東方で標高八四〇メートルの平伏森へぶすもり国有林の中にある面積約一二アール、水深約三〇メートルほどの小沼。沼の周辺にはクリ、コナラミズナラなどの広葉樹が多い。樹上に産卵する習性をもつモリアオガエルが生息し、平伏沼モリアオガエル繁殖地として国指定天然記念物。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android