デジタル大辞泉
「小沼」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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お‐ぬを‥【小沼】
- 〘 名詞 〙 ( 「お」は接頭語 ) 沼(ぬま)。また、小さい沼。
- [初出の実例]「行方(ゆくへ)無み隠(こも)れる小沼(をぬ)の下思(したもひ)に吾れそ物思ふこのころの間」(出典:万葉集(8C後)一二・三〇二二)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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小沼
こぬま
北海道南西部、渡島(おしま)半島の駒ヶ岳(こまがたけ)南麓(なんろく)にある小湖沼。七飯町(ななえちょう)に属す。大沼、蓴菜沼(じゅんさいぬま)とともに大沼国定公園の主部をなし、道南の代表的観光地の一つである。これらの湖は駒ヶ岳の噴出物が折戸川(おりとがわ)をせき止めてつくったものである。面積3.8平方キロメートル、周囲16.25キロメートル、最大深度5.5メートル、水面高度130メートル。富栄養湖。大沼との間は狭戸(せばっと)とよばれる地峡をなし、その間を函館(はこだて)本線が通る。
[瀬川秀良]
出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
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出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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小沼
北海道亀田郡七飯町、渡島半島中央部、駒ヶ岳南麓の標高130メートル付近に位置する湖。大沼に隣接する。面積約4.84平方キロメートルの陥没湖。3~5万年前の駒ヶ岳の噴火活動により形成された古大沼からわかれた3つの湖のひとつで、大沼国定公園に属する。
出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報
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世界大百科事典(旧版)内の小沼の言及
【赤城山】より
…最高峰は黒檜山で標高1828m。山頂部には小カルデラ(径2~4km,深さ60~300m)があり,その中に2個の溶岩円頂丘の地蔵岳,小沼(この)火山と火口原湖大沼(おの)がある。小沼火山頂部には爆裂火口跡の小沼がある。…
【粕川[村]】より
…赤城山の南斜面にあり,前橋市の東に位置する。赤城山の火口湖小沼(この)を水源とする粕川の沿岸に水田,山麓に畑が広がる。1970年に群馬用水が完成するまでは,粕川と溜池に用水源を依存し,つねに用水不足にみまわれていた。…
※「小沼」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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