平右衛門新田(読み)へいえもんしんでん

日本歴史地名大系 「平右衛門新田」の解説

平右衛門新田
へいえもんしんでん

[現在地名]水海道市へい

鬼怒きぬ川・小貝こかい川に挟まれた沖積低地所在。集落の西を八間堀はちけんぼり川が南流し、東に大生おおの領の新田が開け、南は長助ちようすけ新田。寛永年中(一六二四―四四)浪人永瀬平右衛門によって開発されたといわれ、寛永一一年の長助新田年貢割付状(市村家文書)に「平右衛門新田分、下田壱町四反五畝廿八歩、二斗五升取、此取三石六斗四升八合」とあり、長助新田からの出作があった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android