平均輸出性向(読み)へいきんゆしゅつせいこう(その他表記)average propensity to export

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「平均輸出性向」の意味・わかりやすい解説

平均輸出性向
へいきんゆしゅつせいこう
average propensity to export

一国経済がどれだけ輸出に依存しているかを示す指標で,輸出金額の国民総生産 (あるいは国民所得) に対する比率で表わす。たとえばアメリカは国内の資源が豊かであるため平均輸出性向は 10%程度となっている。これに対してヨーロッパ連合 EU加盟諸国では,国内資源が少く域内での水平分業が盛んであるため,20%前後の数値を示す国が多い。日本は国内資源は少いものの,国内市場が巨大で,かつ EU諸国のように近隣に水平分業を行いうる諸国も少いため,平均輸出性向は 15%程度となっている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む